
ペットのお留守番、どうする?
ペットを飼っていれば、必ずといってもよいほど直面する問題。
ここでは、飼い主が留守にしなければならなくなった際の、役立つ情報を紹介したいと思います。
1~2泊ならインコに留守番させても
ペットを飼っている人共通の悩みが、旅行などで家を留守にするとき。
家族のだれかが家にいてくれればよいのですが、ひとり暮らしの場合や、家族全員で出かけてしまうときなどは、残されるインコのことが心配です。
「インコがいるから、長期の旅行はあきらめている」という人もいることでしょう。
1~2泊の短期の旅行なら、インコに留守番をさせても、たいてい大丈夫。
ただし、インコの具合がいつもと違うなどのときは、ペットホテルなどにお願いしたほうが無難です。
エサと水をたっぷり用意しておく
留守にするときは、エサを十分に用意しておくことが大切。
ケージの中に、もうひとつエサ入れをプラスしましょう。
どちらの容器もエサをいっぱいにしておきます。
また、ケージの底にフン切り網がある場合は外しておき、エサが容器からひっくり返って下にこぼれてしまったときも、インコが食べられるようにします。
水は清潔なものを。
エサ入れと同じく、いつもより1個余分に容器を用意しておくと安心です。
暑さ、寒さ対策もしっかりと
気になるのが、夏場や冬場。
真夏に部屋を閉め切った状態にしておくと、室温はかなり上昇し、インコにとって危険です。
エアコンを使って、室温を適温にしておきたいものです。
このとき、エアコンの風が直接あたらないように、ゲージの置き場所にも配慮しましょう。
また、冬場は毛布などをかぶせて工夫するか、危なくない暖房器具で室温が下がりすぎないようにしておくとよいでしょう。
照明にも気配りを
明るさについても注意が必要です。
たとえば、シャッターを閉めっぱなしで真っ暗にしておくというのは、インコにとってよくありません。
タイマーを上手に利用して、自動的に灯りがついたり消えたりするようにできるとよいでしょう。
また、一定時間にラジオやテレビなどがつくようにタイマーをセットしておくと、インコが寂しがりません。
ペットホテルに預けるとき
3泊以上になるときは、ペットホテルに預けるか、ペットシッターさんにお願いするといいでしょう。
ペットホテルは動物病院に併設されていたり、ペットショップの中にあることも。
インターネットを利用するなどで、近くに小鳥を預かってくれるところがないか探してみましょう。
ペットホテルでは、清潔かどうか、スタッフは親切か、ほかの動物と同室にならないかなどをチェックしましょう。
できれば、エサはいつも与えているものを持っていきます。
好きなおもちゃも一緒に持って行くと、インコが安心するでしょう。
ペットホテルのほか、知人や友人など、近所に預かってくれる人がいれば、お願いするのも一案です。
ペットシッターを利用するのも手
ペットシッターさんは、自宅でペットの世話をしてくれる人。
カギを預け、飼い主さんの留守中に1日1回、または2日に1回くらい家に来てくれ、ペットの様子をチェックしたり、エサを補充したり、水を換えたりしてくれます。
ケージの掃除をお願いできることもあります。
暮らす場所が変わらないので、インコにとっては、ペットホテルよりも負担が少ないようです。
インコを飼っているか、飼った経験があるシッターさんにお願いしましょう。
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