「愛鳥を家に残して旅行なんて、行けない!」
そんな時は、思い切って愛鳥を一緒に連れて行くというのは、どうでしょうか?
ここでは、家族の一員である、大切なインコとの旅行についてまとめてみました。
たまに1泊程度なら旅行も大丈夫
インコに留守番をさせられないとき、1泊程度なら、インコ連れで旅行するのも難しいことではありません。
インコはほとんどにおいがないうえ、キャリーに入れれば危険もありません。
キャリーに慣らすことが大切なので、日頃から、近所の公園につれていくなどしておくと有効です。
エサやおもちゃなど、準備をしっかり
旅行のときは、キャリーの中にエサ、好物のおやつ、おもちゃなどを入れておきます。
水はこぼれても大丈夫なように、少しだけ。
野菜をよく食べる子なら、野菜の芯をたっぷり入れ、水代わりにしてもいいでしょう。
また、キャリーには目隠しのカバーをするか、大きな袋に入れるなどします。
車での移動は比較的楽
車での移動は、電車やバスなどと違って、飼い主さんもインコ自身もストレスが比較的少ないようです。
インコが嫌がるようなら、キャリーのカバーを外してもいいでしょう。
休憩などで、人が車を降りるときは、連れの人がいれば車内に残り、インコを見守ります。
連れの人がいない場合は、インコをつれて休憩所へ。
インコは体が小さいので、ほんの短時間であっても車内に放置するのは危険です。
また、車内での放鳥は避けてください。
電車内では目隠しを
インコをつれて電車で移動するときは、駅の窓口で申し込みます。
鉄道各社によって、無料の場合と料金がかかる場合があります。
気になるのが、まわりの乗客に迷惑がかかるのではないかということ。
カバーをかけるか大きな袋に入れるなどして、キャリーには必ず目隠しを。
できれば、ひざの上に置いて、ときどき声をかけてあげると、インコは安心します。
バスは無料の場合が多いようです。
飛行機に乗るときは貨物として
飛行機で旅行ということもあるでしょう。インコを客室内に持ち込むことは禁止されており、貨物として機内に。
あらかじめ注意点などをこまかく確認しておくとよいでしょう。
持ち込まれる部屋は、温度や気圧はちょうどよくなっているのですが、真っ暗の場合や、ほかの動物と同じ部屋になることなど、心配事項はあります。
ペットと宿に泊まる
最近ではペットOKの宿が増えています。
また、「ペットOK」と宣伝していなくても、小鳥なら問題ない場合も多いものです。
ホテルや旅館などの宿泊施設に泊まる場合、まずは問い合わせてみましょう。
泊まるときは、放鳥は避け、部屋を出るときにキャリーまわりの掃除もしておきましょう。
なお、ペットOKの宿泊施設では、放鳥させてくれるところもあります。
ストレス対策を
かわいいインコと一緒に旅行に出かけるのは、大きな楽しみではありますが、インコにとって大きなストレスがかかることは頭に入れておきましょう。
旅行中はインコが不安にならないよう、やさしく声をかけたり、環境に気遣ってあげることが大切です。
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