
インコを迎えるにあたり、どの種類を飼おうか迷いますが、オス・メスどちらを飼うかも悩むところ。
ペットショップで、オスだと言われて購入したけど、後でメスだった事が判明・・なんてこともよくある話。
ペアで飼っていて、ヒナが生まれた時などにも、性別はしっておきたいですよね~。
しかし、インコのヒナの性別は見分けるのは難しい!
見慣れてきたころに、うっすらと見分ける事ができるポイントがあるので、紹介したいと思います。
また、オス・メスそれぞれによくみられる性格も、種類別にまとめていますので参考にどうぞ。
性別を見分けるのは簡単ではない
人間と違って、インコのオスとメスを見分けるのは難しいものです。
とくにヒナのときは見た目で性別を判断するのは困難で、獣医さんでさえ見分けがつきにくいものです。
一般的に、オスとメスでは性格が異なり、オスは活発な性格でよくおしゃべりをし、メスは穏やかで落ち着いていることが多いようです。
ただし、オスとメスで性差がない品種もありますし、個体差もあります。
セキセイインコのオス、メス
セキセイインコの性別は「ろう膜(人間でいう鼻の位置にあたる部分の膜)」の色で見分けます。
オスはろう膜が青みがかっており(ただし、赤目系やハルクイン系はピンク)、メスはろう膜が白から薄茶色です。
ただし、発情したときや病気のときなどはろう膜の色が変わり、性別の判断がしにくいこともあります。
たとえばメスは発情するとろう膜が褐色になりますが、これが、オスに対して「準備OK」というサインです。
性格は、オスは陽気で人なつこく、おしゃべりが得意。
昔話などの長い文章も覚えて話すことができます。
メスはマイペースで、多少ドライで、さっぱりした面があります。
ラブバードのオス、メス
ラブバードのコザクラインコは、オスかメスかを外見で判断するのは難しいようです。
産卵してはじめてメスとわかったということも!
ボタンインコについては、オスのほうがメスよりもクチバシが大きい点と、メスのほうが、赤い部分の羽が少し濁った感じになっていることで区別します。
ラブバードの性格については、オスは独占欲が強く、飼い主さんにべったりになります。
メスは好奇心旺盛な性格です。
オカメインコのオス、メス
オカメインコは品種によって見分け方が異なります。
ノーマル種は顔の色で性別を見分けますが、オスは顔が黄色で、メスは地味なグレーにわずかに黄色が入っている感じ。
また、尾羽に縞模様があるのもメスの特徴。シナモン種やパール種、パイド種、パールパイド種なども、同様に見分けます。
ルチノー種は外見からの性別判断は難しいのですが、尾羽にポイントがあります。
メスは尾羽に黄色の縞模様が入っています。ホワイトフェイス種はオスは白い顔をしていますが、メスはグレーの中に少しだけ白が入っている感じです。
オカメインコは性別による性格の大きな違いはなく、どちらもおとなしく、デリケートです。
ただし、オスのほうはおしゃべりしたり、ものまねしたりする子もいるようです。
ヨウムのオス、メス
ヨウムのオスは、メスよりも目が丸いのが特徴。
メスはオスよりも頭が小さめで丸く、また、クチバシも小さめです。
ほかに、目の後ろの肌が丸くなっている点も、メスを見分けるときのポイント。
性別による性格の違いはあまりないのですが、オスのほうがやや攻撃的です。
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