小型ペットとして定番のインコですが、その種類はとても多く存在します。
その中に、ひたすらパートナーに愛情を注ぎ続ける一途なインコがいるのを、あなたは知っていますか?
ここでは、その愛情深い『ラブバード』について、紹介していきたいと思います。
愛情豊富なラブバード
コザクラインコやボタンインコは「ラブバード」と呼ばれ、パートナーに愛情をたっぷり注ぎ、深い絆で結ばれる性質を持ったインコです。
カップルで飼えばいつも幸せそうにしているし、また、1羽だけで飼って飼い主さんがパートナーとなれば、とても愛情深く接してくれます。
比較的飼いやすい鳥ですが、飼い主さんの愛情を独り占めしたがるので、赤ちゃんや小さな子どもがいる場合は、避けたほうが無難です。
また、大きな声で鳴いたり、カン高い声で鳴いたりすることもあるので、騒音を気にするような集合住宅では近所迷惑にならないように注意が必要でしょう。
1羽で飼うと飼い主にべったりに
飼うときは、1羽だけで飼うか、カップルで飼うのか迷うところ。
1羽で飼えば、飼い主さんを自分のパートナーと思ってよくなついてくれ、愛情深く接してくれます。
最高のコンパニオンバードとなるでしょう。
逆に言えば、飼い主さんの側も十分な愛情を注いであげることが大切。
インコの愛情が満たされないと、欲求不満になってしまい、問題行動を起こすことも。
例えば、かみついてきたり、過剰な毛づくろいで羽根をぼさぼさにしてしまったりすることもあります。
留守がちの飼い主さんや、ペットに時間をあまり割けない飼い主さんの場合は慎重に考えたほうがよさそうです。
つがいで飼って見守るのも楽しい
一方、カップルで飼う場合は、飼い主さんに愛情を示すことはないかもしれませんが、ラブバード同士の幸せそうな様子を見る楽しみがあります。
仲睦まじい2羽を眺めているだけで、まわりも癒しの空間に。
飼い主さんを穏やかな気持ちにさせてくれることでしょう。
実のところ、ラブバードはさみしがり屋さんなので、精神的、肉体的な健康のためには、可能であればカップルで飼うのが望ましいでしょう。
ケージにおもちゃや水浴びの容器を
カラフルで美しい姿のほか、外見的な特徴として、体にくらべてクチバシが大きいことが挙げられます。
クチバシの力が強く、何かをかじる性質があるので、かじって遊ぶおもちゃをケージに入れておくとよいでしょう。
ただ、おもちゃによっては巣作りの材料と間違えてしまうこともあるので、はじめてのおもちゃを与えるときは、ラブバードの反応をしばらく観察しましょう。
また、きれい好きで水浴びを好むので、平たい容器に水を入れてあげましょう。
ほとんど毎日、うれしそうに水浴びをするでしょう。
おしゃべりは苦手
小鳥を飼う楽しみのひとつは、おしゃべりを聞くこと。ですが、ラブバードは残念ながら、おしゃべりが得意ではありません。
ただ、1羽飼いで、飼い主さんが根気よく話しかけたりすれば、おしゃべりをしてくれることもあります。
⇒インコの臭い対策!臭いの原因と消し方
⇒インコ用品説明と紹介