愛しいペットととのひと時は、このうえない癒しの時間。
インコはとても感情豊かで、私たちを和ませてくれます。
言葉を話さないインコの気持ちが理解できたら、コミュニケーションがより一層楽しめますよね!
ここで紹介することを参考に、あなたの愛鳥の表情や仕草から、何を伝えようとしているのか、くみ取ってみましょう。
インコは感情豊か
喜んだり、悲しんだり、怒ったり……と、インコにも人間と同様、喜怒哀楽があります。
最初は、どんな気持ちなのか、どうしてほしいのかわからなくても、一緒に過ごす時間が長くなるとともに、表情やしぐさを見ただけで、気持ちが通じるようになるもの。絆がますますつながっていきます。
また、飼い主さんの気持ちを感じとるのがとても上手。
飼い主さんが落ち込んでいたりすると、かわいいおしゃべりで癒してくれるでしょう。
インコの喜怒哀楽
うれしいときは、頭を上下に振ったり、翼を小刻みに動かしたり、また、元気よくおしゃべりしたりします。
飼い主さんを見ると、うれしそうに首を長くすることもあって、愛らしい。
また、楽しい気分のときは、飛び跳ねたりと活発になります。楽しそうにさえずることもあるでしょう。
一方、寂しいときや悲しいときは、もの静かになって、翼をすぼめてしょんぼりとした表情に。
ケージの隅に隠れてしまうこともあります。
また、飼い主さんにかまってもらえないときなどは、すねていたずらをして困らせることもあります。
そして、怒ったときは、目を三角にしたり、顔の羽をふくらませて息を大きく吐いたりします。
しぐさからインコの気持ちを知る
ほかにも、インコのしぐさや動作はいろいろ。
目をパチパチとまばたきさせたら、その人に好意を持っているサイン。
同様に、クチバシを少し開いて舌を動かすしぐさも、相手を信頼していている証拠。
逆に、相手の顔をにらむようにしたら、その人があまり好きではない気持ちの表れです。
羽を逆立てたり、翼を広げたり、体を揺らすのは、相手に敵意を感じている証拠。
嫌なことに対して「やめてほしい」と訴えるときにもこのしぐさをするようです。
甘えるしぐさもかわいいもの。頭を下げるのは、なでてほしいという気持ちの表れです。
また、口元に近づいてくれば、話しかけてほしいと訴えています。
翼を肩から離して震わせるのも、甘えている証拠。
遊んでほしいときやおやつがほしいときによくこのしぐさをします。
止まり木の上を行ったり来たりするしぐさ、片足で首やあごをかくしぐさも、かまってほしいという気持ちの表れでしょう。
インコの要求や体長の変化を読みとる
首をかしげたら、何かに興味を持ったり、知らないものを見つけたりした証拠。
体を縮こませるのは驚いているということ。
羽をバタバタさせたらイライラしていたり、欲求不満であることを示しています。
尾羽を大きく開くのは、相手に対して虚勢を張っている表れ。
眠いときは、クチバシを合わせて音を出します。また、片足立ちしていることがありますが、これは、休むときの姿勢。
逆に、片足を上げて伸びをしたら、起きて動き出そうとしているところ。
背中に顔を突っ込んでいるときも、休息中のサイン。
また、寒いときや体長がすぐれないときにも、この体勢をとることがあるようです。
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